過払い金チェッカーで過払い金が計算できる仕組みと利用時の注意点

過払い金チェッカーは、インターネットだけで過払い金がいくらあるかを調査できるサービスなので、誰かに相談する前にサクッと調査したい多くの人に支持されています。

最短10秒で調査結果がわかる過払い金チェッカーもあるので、手っ取り早く確認できる反面、｢どうやって調べてるの？｣と疑問に思う人もいるはずです。

過払い金チェッカーを仕組みを知れば、過払い金請求でお金を取り戻すための一歩をふみ出すことができるので、仕組みや注意点を確認してから過払い金チェッカーを利用するべきです。

過払い金チェッカーの仕組みとメリット

過払い金チェッカーは、文字通り過払い金があるかを確認することができるインターネットサービスです。

操作方法はいたって簡単で、次のような情報を入力するだけで調査結果が確認できます。

• 借入金額
• 返済期間
• 金利

最短10秒で調査結果がわかる過払い金チェッカーでは、｢借入金額｣と｢返済期間｣を入力するだけで、過払い金がいくらあるのか調査結果を確認できます。

上記にあるような3つの情報しか入力しないので、匿名で利用できて、メールアドレスや電話番号などの個人情報を入力する必要はありません。

いきなり弁護士や司法書士に相談するのは嫌な人や、名前や電話番号を聞かれることに抵抗を感じる人にとって、過払い金チェッカーは最もハードルの低い調査方法だといえます。

また、過払い金チェッカーを運営している業者の多くが過払い金請求に強い弁護士・司法書士であるため、安心して利用することができます。

過払い金チェッカーによる過払い金の計算方法

必要な情報を入力するとすぐに結果がでるので、どうやって計算しているのか疑問に感じている人は少なくないでしょう。

過払い金チェッカーでは次のような計算式で過払い金の額が出るような仕組みになっています。

過払い金＝借入金額×（設定された金利ー上限金利）×返済期間

自分の借金を返済するときに払った利息から現在の利息制限法で定められている上限金利で払った場合の利息を差し引いた金額が過払い金となります。

たとえば50万円の借金を金利27%で借り入れて、5年かけて返済した場合に発生する過払い金を、計算式にあてはめて計算すると次のような結果になります。

50万円×（27.0%ー18.0%）×5年＝225,000円

50万円の借り入れで設定できる金利の上限は、利息制限法で18％と定められているので、上記の例では225,000円の過払い金が発生していることが計算してわかります。

過払い金を計算したときのシミュレーション

過払い金の計算式にあてはめることで、過払い金がいくら発生しているのか大まかに確認することができます。

借入金額や金利、返済期間によって発生する過払い金の額がちがい、借り入れ金額が大きければ大きいほど、金利が高ければ高いほど、返済期間が長ければ長いほど、発生している過払い金の額が大きくなります。

借入金額によって変わる過払い金の発生金額

借り入れ金額によって発生する過払い金の額がちがいます。

たとえば、金利が28.0%の借金を5年かけて返済した場合に、借入金額が大きければ大きいほど発生する過払い金の額が大きくなります。

借入金額	過払い金の発生金額
30万円	147,848円
40万円	197,109円
50万円	246,408円
60万円	295,665円
70万円	344,923 円
80万円	394,230 円
90万円	443,493 円
100万円	580,948 円
150万円	871,390 円
200万円	1,161,850円

金利によって変わる過払い金の発生金額

借金で設定されている金利によって発生する過払い金の額がちがいます。

たとえば、100万円の借り入れを5年かけて返済した場合、金利が大きければ大きいほど発生する過払い金の額が大きくなります。

金利	過払い金の発生金額
19%	182,972円
20%	227,862円
21%	272,520円
22%	316,944円
23%	361,216円
24%	405,355円
25%	449,310円
26%	493,229円
27%	537,085円
28%	580,948円
29%	624,745円
29.2%	633,524円

返済期間によって変わる過払い金の発生金額

返済期間によって発生する過払い金の額がちがいます。

たとえば、金利が28.0%で130万円の借り入れをした場合、返済期間が長ければ長いほど発生する過払い金の額が大きくなります。

返済期間	過払い金の発生金額
3年	377,046円
4年	553,616円
5年	755,195円
6年	980,054円
7年	1,225,905円
8年	1,490,347円
9年	1,771,316円
10年	2,066,501円
15年	3,687,281円
20年	5,437,264円

過払い金チェッカーを利用するときの注意点

過払い金チェッカーでは、借入金額、返済期間、金利を入力するだけで計算結果がわかるサービスですが、本来発生している過払い金の額が正しく計算されるとは限りません。

実際に発生している過払い金の額を確かめるためには、貸金業者から取引履歴を取り寄せてから、利息の計算をする必要があります。

しかし、自分で利息の計算をすると、計算結果を間違えてしまい、貸金業者に過払い金請求を断られる可能性があります。

過払い金がいくら発生しているかを確認するためには、過払い金請求に強い弁護士・司法書士に過払い金の調査を依頼するべきです。

杉山事務所のように、過払い金の調査をおこなっている事務所があり、もし過払い金が発生していなかったり、発生している過払い金が少額で依頼するメリットがない場合は、調査費用を支払わなくてもいいケースがあります。

過払い金がいくら発生しているのか、本当の結果を知りたい人は、弁護士・司法書士に過払い金の調査を依頼するべきです。

過払い金チェッカーについてよくある質問

過払い金チェッカーにかかる時間は？

最短10秒の入力で、過払い金がいくら発生しているかがわかる過払い金チェッカーがあります。くわしい過払い金チェッカーの仕組みについては｢過払い金チェッカーの仕組みとメリット｣をご確認ください。

なぜ過払い金の有無がすぐわかる？

過払い金チェッカーでは、借入金額、金利、返済期間をもとに過払い金の計算ができる仕組みになっています。くわしくは｢過払い金チェッカーによる過払い金の計算方法｣をご確認ください。